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コクサッキーウイルスやエンテロウイルスは、色々な消毒剤に対して比較的高い抵抗性を持つウイルスです。しかしながらエタノールは、これらのウイルスを効果的に不活化するといった報告がいくらかなされています。
手足口病は、主にエンテロウイルス属の「コクサッキーウイルス」や「エンテロウイルス」によって引き起こされる乳幼児や小児に多い感染症で、その名が示すとおり、手のひら、足の裏、口の中に現われる水疱性の発疹を特徴とした病気です。原因となるウイルスにはいくつかの型があるので、何度もかかってしまうことも珍しくありません。
潜伏期間は、3〜5日です。
例年6〜8月にかけて流行のピークがみられますが、秋から冬にかけて多少の発生がみられることがあります。数年おきに大きな流行がみられ、過去にも90年、95年と大流行があり、2000年にも比較的大きな流行が起こっています。
4歳までの幼児を中心とした疾患で、2歳以下が半数を占めます。ただし、学童でも流行がみられることがあります。
手のひら、足のうらや足の甲、口のなかを中心に米粒大の水疱性の発疹(白っぽい水ぶくれのような発疹)があらわれるのが特徴です。発疹が、お尻のまわりや脚・腕全体にあらわれることもあります。普通は痛みやかゆみはありませんが、口のなかの水疱がやぶれて口内炎になると痛みがでて、食事や水分がとりにくくなり、脱水症を起こすことがあります。病気の始まりの頃に微熱を伴うことがありますが、1〜2日でたいてい下がります。また水疱も1週間程度で消失します。
小児科、皮膚科、内科。注1)
咳やくしゃみなどによって発生する飛沫によって感染する飛沫感染と、便や水疱内容物のウイルスが手指を介して感染する接触感染の経路で感染します。
手足口病は、手指や飛沫を介して感染するので、手洗いやうがい、身の回りの消毒が基本的な予防方法となります。
注1)医療機関によって診療科目の内容は異なりますので、受診前にご確認ください。