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その他 新型インフルエンザ

「手洗い」は感染予防の第一歩!

流行時期

通常のインフルエンザと異なり、新型インフルエンザが流行する時期は不明です。過去の例から、冬期だけでなく、通年を通して流行する可能性があります。

主な症状

原因となったウイルス株により違いが見られますが、一般的には、突然の38℃以上の高熱、全身のだるさ、筋肉痛などの全身症状と、のどの痛みや咳などの呼吸器症状が現れます。
しかしながら、高病原性鳥インフルエンザであるH5N1亜型から新型インフルエンザが発生した場合、初期症状は下痢、嘔吐、腹痛、胸痛などに加え、鼻出血や歯肉出血、さらに急速に症状が悪化し、ウイルス性肺炎や多臓器不全を起こし、死亡するケースも推定されます。

原因ウイルス

新型インフルエンザは、鳥や豚の間で感染しているインフルエンザウイルスが変異を起こし、ヒトに感染し、さらにヒトからヒトへ容易に感染できるようになったウイルスが原因で起こります。
2009年4月には、メキシコで豚由来のインフルエンザウイルス(A/H1N1亜型)が新型インフルエンザとして確認され、世界中で大流行しましたが、2011年4月からは通常の季節性インフルエンザとして扱われます。
一方で、現在、鳥の間で局地的な流行を見せている、強毒性の高病原性鳥インフルエンザウイルス(A/H5N1亜型)が、新型インフルエンザとしてヒトへの感染能を獲得することが大変危惧されています。
新型インフルエンザウイルスに対してヒトは免疫を持たないため、爆発的に感染が拡大する可能性があります。

好発年齢
鳥や豚由来の新型インフルエンザは、10~39歳の若い年齢層で高い致死率を示す可能性があります。
初診に適した科

新型インフルエンザに感染した疑いがある場合は、最寄りの医療機関(かかりつけの医療機関)に事前に電話で受診について相談し、指示に従います。
最寄りの医療機関が分からない場合は、発熱相談センターで情報をもらいます。注1)

感染経路

咳やくしゃみによって発生する飛沫によって感染する飛沫感染と、ウイルスが付着したもの(テーブルやドアノブなど)に触れ、その手で食事をしたり目や鼻に触れることで、目・鼻・口などからウイルスが侵入し、感染が広がる接触感染があります。

予防方法

既存のインフルエンザワクチンでは効果がないため、新型インフルエンザに対応した新型インフルエンザワクチンを接種する必要があります。

・手洗い・手指消毒
手洗い・手指消毒を頻繁にすることによって、接触感染の可能性を大きく減少させることができます。手洗い・手指消毒の方法は、石けんと水で手を洗う場合は15~20秒間かけてしっかり洗うこと、また、アルコール手指消毒剤を使用することも薦められます。流行時期にはこまめな手洗い・手指消毒が大切となりますので、石けんと水での手洗いとアルコール手指消毒剤を上手に使用しましょう。
・マスク
インフルエンザにかからないために、外出時にはなるべくマスクをつけるようにしましょう。また、かかってしまった場合には、他人にうつさないためにマスクを着用しましょう。マスクはウイルスを防ぐことはできませんが、ウイルスの入った飛沫を防ぐ効果があります。
・うがい
のどに付着したウイルスを洗い落とし、粘膜をなめらかにする効果が期待できます。帰宅時にはうがいの習慣をつけましょう。
消毒剤に対する抵抗性
インフルエンザウイルスは、色々な消毒剤に対する抵抗性が弱いウイルスです。
これは、鳥インフルエンザウイルスや豚インフルエンザウイルスでも基本的に変わりありません。
有効な消毒剤としては、消毒用エタノール、次亜塩素酸ナトリウム、ポビドンヨードなどが挙げられます。
  • 注1)新型インフルエンザは、まだ不明な点が多い感染症です。現段階では、推測の域を出ませんので、国や都道府県の情報に十分注意を払いましょう。

【参考資料】

国立感染症研究所感染症情報センター
病原微生物検出情報(月報):IASR / 感染症発生動向調査週報:IDWR感染症の話、過去10年間との比較グラフ(週報)

このカレンダーは、過去に観察された感染症の流行時期を示したものです。
流行時期は、年によって大きく変わることもあるので、最新の情報にご注意ください。